LINEモバイルは脅威? イオンやOCN、BIGLOBE、mineoが語る
実際のイベントの内容は分かりませんが,記事の内容自体は,「LINEモバイル」の話よりも,MVNO業界全体の話の方が多くなっています.むしろ,LINEモバイルには,サービス内容よりも先に,認知度の壁があるのは,驚きでした.
“総務省が6月に発表した四半期調査では、SIMカード型のMVNOサービスは651万回線”だそうです.
また,イベントを主催したMMD研究所が,2016年5月時点で調べた「格安SIM」サービスのブランド別シェアでは,OCN モバイル ONE(15.3%),楽天モバイル(14.3%),IIJmio(12.1%),mineo(9.8%),BIGLOBE SIM(8.6%)がトップ5になっています.
以下,DMM mobile(5.9%),BIC SIM(5.6%),イオンモバイル(3.5%)となっていますが,これら3ブランドはMVNE先がIIJmioなので,実質,上位5ブランドで75.1%を占めています.
OCN,IIJ,BIGLOBEといった大手が強い中,2014年からサービスの提供を始めた,楽天モバイルとmineoのシェアの高さには,驚かされます.楽天モバイルはマーケティングの上手さ,mineoはユーザ目線でのサービス提供が大きいのではないでしょうか.
一方,最近,気を吐いているFREETELやUQ mobileはどうかというと,FREETELが3.1%,UQ mobileが2.3%という,かなり厳しい状況です.FREETELは仕方がないとしても,UQ mobileがこのような状況とは知りませんでした.これでは,第3極を目指すのは,まだ先のようです.色々と認識を改めさせられる統計でした.
私自身,OCN,IIJ,ワイヤレスゲート,mineo,FREETELのデータ通信専用SIMを使ってきましたが,一番長続きしたのは,mineoでしたね.Y!mobileと比べると,どこも見劣りしますが,その中で品質や速度の面で比較的安心して使えたのはmineoでした.
他の機関が行った調査を見ても,500万回線は超えていることと,上位5ブランド(8ブランド)で60%以上を占めていることは,間違いないようです.( 楽天モバイルが格安SIMシェアでトップに躍り出る、ICT総研の調査 )
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