2016年7月6日水曜日

ちょっとだけ障害に強いスマホを安く作る方法 その2

 今回は前回と趣向を少し変えて,今現在,ガラケー等を持っている家族に,データ通信&SMS専用のサブ機として持たせることを目的とします.そのため,月額費用を抑えることが重要となります.
 前提条件として,自分がワイモバイルの端末(スマホ,PocketWiFiなど)を持っていることとします.これが一番の難関です.

 まず,ワイモバイルのオンラインストア,もしくは一部のワイモバイルショップで,Battery Wi-Fi MF855を新規契約します.ワイモバイルを契約中であれば,端末代金なしの月額¥540で,1GB/月のデータプランSが契約できます.契約期間は3年です.
Battery Wi-Fiの契約後に,メインのワイモバイル端末の契約解除しても大丈夫だそうです.
 このSIMは通話はできませんが,データ通信とSMSが利用できます.また,ワイモバイルのキャリアメール(@ymobile.ne.jp)が使えます.初回請求時に,事務手数料として¥3,240が発生します.

 次に,FREETELのPriori3 LTEを購入します.購入先はどこでも良いですが,FREETELのeSHOP(オンラインストア)であれば,アウトレット品が¥10,778で購入できます.更に,自宅に不要なスマホがあれば,買い取ってくれるそうです.予算が許せばMIYABI(¥14,904)などでも構いません.
 合わせて,データ通信+SMS用SIMも購入します.これが事務手数料込みで¥3,240です.SIMサイズはmicroサイズかnanoサイズにして,SIMスペーサを使うのが良いと思います.
 データ容量を1GBとすると,最初の2年間は¥690から¥322割り引かれて(9/5までの限定)¥368となります.これにSMSの利用料金(1通3円)が加わります.

 Battery Wi-FiからSIM(microSIM)を取り出し,Priori3 LTEに装着します.残ったBattery Wi-Fi本体はモバイルバッテリとして使用します.大容量バッテリを搭載しているので,結構便利です.
07/17 追記-----
Battery Wi-FiのSIMをPriori3 LTEで利用している先達がいらっしゃいました.
Priori3 LTEでワイモバイルSIMを使ってみた
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合計すると,初期費用は
 ¥3,240 + ¥10,778 ¥3,240 = ¥17,268
月額費用は,最初の2年間が
 ¥540 + ¥368 = 908
最後の3年目が,
 ¥540 + ¥690 = 1,230
となります.

これに,SMSの利用料金(1通3円)と2回線分のユニバーサル料がかかります.これで,1ヶ月あたり2GBの通信と,有料ですがSMSが使えるようになります.また,初期費用は少し高めですが,月額費用はかなり抑えることができました.

 ユニバーサル料は今後¥3/回線となるようなので,3年間の総計は,¥54,036となります.これらを1ヶ月あたりに換算すると,¥1,501なります.
 キャリアが異なる2回線が使えて,月に合計2GBのデータ通信,ワイモバイルのキャリアメール,GmailやGoogleマップ,有料ですがSMSが使えるのであれば,家族にとりあえず持たせる,ちょっと高価で高機能な迷子札?としては,面白いのではないでしょうか.

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