2016年7月15日金曜日

Y!mobile と UQ mobile

※6/26の記事ですが,内容を少し更新しましたので,再投稿します.

 利用年数が長い(今年で9年目)ということで,Y!mobile(旧イーモバイル)をよく使っていますし,Y!mobileについての投稿が多いですが,UQ mobile と Y!mobile って,色々と似ているブランドですよね.

・Y!mobileはSoftBankのサブブランドで,UQ mobile(UQコミュニケーションズ)はKDDI(au)のグループ会社.
・それぞれ,SoftBankとauの回線を優先的に使用しているためか,回線速度が速い.
・スマホ・SIM事業の他にモバイルルータ事業もやっている.
・似たような(というか,ほとんど同じ?)料金プラン.

 ただ,大きく違うのは,端末ラインアップと店舗展開でしょうか.これは,Y!mobileは今でこそSoftBankのサブブランド(一部門)ですが,もともとはイーモバイルとウィルコムとの合併でできた会社だということも関係していると思います.そのため,ブランドとしての規模というか力が違うんですよね.

 Y!mobileの方がUQ mobileと比べて,端末が多いです.Y!mobileの端末には,Y!mobileオリジナルの端末もありますが,それ以外にも,SoftBankブランドの旧端末の一部があるため,必然的に増えます.UQ mobileの端末は,今のところ2機種のみです.(arrows M02はSIMフリー端末とみなします)

 Y!mobileで使えるSIMフリー端末は,3G方式がdocomoと同じということもあり,国内・国外の様々なメーカから発売されています.Y!mobileは,カタログなどで対応するSIMフリー端末をアピールしていますし,一部の量販店では,SIMフリー端末+Y!mobileのSIMという形で販売しています.更に,その組み合わせで購入すると,本体価格の割引(1万円から2万円)があります.一方で,UQ mobileで使えるSIMフリー端末は,3G方式の違いやVoLTE対応のためか,非常に少ないです.(mineoのAプランでも同様ですが)

店舗展開については,どちらも量販店などで購入・対応できますが,Y!mobileは,それとは別に,約1,000店舗のキャリアショップ(ワイモバイルショップ)があるのが強いですね.キャリアショップがあるということは,その分,専門スタッフも多いということです.

 私が家族用のファブレットの回線をY!mobileにしたのも,近くにワイモバイルショップがあったというのが理由の一つです.通信・通話に関する何等かのトラブルが起こった場合,そのショップに行って対応してもらえますからね.

 この状況に対して,UQ mobileがどのような手を打ってくるのか,また、Y!mobileがどのように迎え撃つのか,楽しみです.3大キャリアは,大きく動くのはむずかしいでしょうから,まずは,ここの戦い?をみるのが面白いですし,その結果は,利用者にとっても利益になるのでしょう.ただ,価格競争だけに走るのだけは止めて欲しいです.

 あとは,この2者と競うことができるブランドがあるかどうか,でしょうか.漠然とした理由からですが,楽天モバイル(店舗展開に積極的)かFREETEL(自社ブランドの端末を販売)辺りが,その可能性を秘めているような気がします.イオンモバイルもその可能性があるとは思うのですが,イオンが好きでないので(笑),できれば入ってきて欲しくないなと.(イオンには安かろう・悪かろうの実績が色々とありますから)

 と,色々と考えていたら,同じような考えの記事がありました.
 「UQ mobile」が事実上のauサブブランドに

07/12 追記-----
 FREETELもY!mobileに真っ向勝負
-----

07/15 追記-----
良くまとまっている記事がありましたので,紹介します.
MVNOに低料金とiPhoneで対抗するワイモバイルとUQ mobile
-----

0 件のコメント:

コメントを投稿