2016年7月28日木曜日

arrows M03と507SH(Android One)を触ってきました

 週末の予定でしたが,気分が変わったので(笑),夕食後にK電機に行ってきました.

 今日発売のarrows M03は,楽天モバイル,UQ mobileとも,モックがあるだけで,デモ機すらない状態でした.店員曰く,デモ機も含めて,8月にならないと入荷しない見込み,とのこと.Yカメラは全店在庫あり,Bカメラもほぼ全店在庫ありなのに.これだから地方は不便なんですよ.


 モックを触った感じは,意外とエッジの効いたデザインだな,と思いました.側面のアルミフレームや4隅は丸みを付けているのですが,それ以上に,ソリッドな感触だったので,ちょっとびっくりしました.エッジの効いたデザインのおかげで,手から滑り落ちる可能性は低くそうです.ただ,上面と下面の樹脂部分,背面の樹脂部分,側面のアルミ部分で,微妙に質感が違うためか,写真と比べて統一感に欠けた印象を受けたことが,ちょっと残念でした.
 M03のデモ機が無いので,しかたがなく,arrows M02のデモ機を触ってきました(OSのバージョンは違いますが,CPUは同じSnapdragon 410ですから,そんなに大差は無いだろうという予想です).最初に戸惑ったのは,ナビゲーションキーが4つあることでした.普通は,戻る・ホーム・最近使ったアプリの3つです.なんで,4つ目があるんでしょう?とりあえず,押してみましたが,私には何がしたいのか,良く分かりませんでいた.この4つ目のアイコンは消せるのでしょうか?正直,邪魔です.
07/30 追記-----
 それから,「設定」画面にも手が加えられていて,目的の項目に,なかなかたどり着けませんでした.これは,慣れれば良いのでしょうが,設定画面などは,デフォルトからあまりいじって欲しくないですね.
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08/01 追記-----
 ナビゲーションキーに追加されていたのは,スライドディスプレイのアイコンだそうです.スライドディスプレイの機能自体を設定で無効にすればアイコンが消せるそうです.
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 一方,ワイモバイルのコーナーには,明日発売の507SHのデモ機とモックが両方ある状態でした.少し,遅い時間に行った所為もあり,明日の準備のためにブースの模様替えをしていたので,早めにデモ機とモックを出したのでしょう.店員の邪魔にならない程度にデモ機とモックを触ってきました.
 前面,背面ともに,エッジ部分が丸みを帯びたラウンドフォルムのおかげで,手に馴染み,ほぼ同じ寸法のM03(1mmの違いだったはずです)よりも,小さく感じました.背面もガラスなので,前後対称のきれいなデザインでした.M03と507SHのどちらが良いという訳ではなく,こういう外観設計(意匠設計?)というのも,スマホの使い勝手に影響するのだな,と実感しました(普段はあまり意識していないのですが).
07/30 追記-----
 UIは確かにAndroid純正でした.私はこちらの方がしっくりときます.ランチャは後で,自分の好きなものに変えればよいですしね.
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 SoCがM02(M03も同じSnapdragon 410です)よりも高性能なもの(Snapdragon 617)を使っている所為か,OSのチューニングが良い所為か,多分その両方でしょうが,M02と比べて,507SHの方が快適に動作しました.本体価格が1万円違いますし,507SHの開発にはGoogleが協力していますから,仕方がないところでしょう.
 モックを持った時の感触からだけ判断すると,買うなら507SHかな,と思いました.明らかに,507SHの方が上質に感じました.両面のガラスとラウンドフォルムが大きいと思います.スマホを2年間使い倒すことはないと分かっていても,M03は今を見据えたスマホ,507SHは今後を見据えたスマホだと感じました.
08/01 追記-----
 簡単に計算してみたところ,どのMVNOを選んでも,端末補償を付けて,音声通話プラン+3GB程度のデータ通信を利用する限り,arrows M03の価格+2年間の基本料金に大差はありませんでした.私が調べた範囲では,音声通話料金を考慮しなければ,2年間使い続けたとして,mineoが他よりも5千円程度安くなります.本体価格が若干安く,月額料金も若干安いのが,影響しています.UQ mobileが最も割高で,IIJmio,Nifmo,DMM mobileはだいたい同じぐらい,楽天モバイルがその3ブランドより,少し高いという傾向です.(再計算したら,間違っていました.08/04)
 ついでに,507SH(新規契約)とも比較しましたが,私の場合は家族割が適用される上,Yカメラで買うとするとポイントが使えるため,有意な差がみとめられたのは,mineoだけでした.UQ mobileでarrows M03のぴったりプランを選択すると,ほとんど差が付きませんでしたので,私の場合は,UQ mobileでarrows M03を購入するとすると,データ高速+音声通話プランになりそうです.
 これらの計算から,通話料(通話定額や通話割引)が支払金額に大きな影響を及ぼすことが分かりましたし,各MVNOが通話料対策に乗り出している理由も分かりました.
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 ところで,楽天モバイル&UQ mobileとワイモバイルの対応の差は,ブランドの規模の違いによるものでしょうか.MVNOでは上位の楽天モバイルも,第3極への道はまだ先のようです.それでも,一番近いところにいるのは確かですけど.

 ちなみに,今年の夏シーズンにおいて,各MVNOが目玉にしている端末って,価格や性能を考えると,HUAWEI P9litearrows M03でしょう.その一角で唯一の国産端末のarrows M03の入手性が悪いのは,あまり良い状況ではないと思うのですが,他のMVNOはどうしているのでしょうか.価格.comを見る限り,量販店では普通に買えるようですが.それとも,これは地方(田舎?)に限った問題なのでしょうか.
追記 08/01-----
 arrows M03を取り扱っているMVNO大手では,通販では簡単に手に入っているようです.ブランドの規模や需給のバランスを考えると,実店舗に置く場合,やはり,人口が多い地域からとなるので,地方では供給が遅くなるのでしょう.この手の商品は,薄く広く供給するよりは,厚く狭く供給する方が,理にかなっていますからね.
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