この無線LAN子機は,OSにはドライバが用意されていません.そのため,自分でドライバをインストールする必要があります.
WI-U2-433DMについて調べたところ,コントローラはRealtekのrtl8812auと分かったため,それに対応したドライバを探します.Realtekからリリースされたソースコードが,有志の手によってgithubにいくつか登録されているので,それを取得することにしました.
メジャーなリポジトリは,
https://github.com/abperiasamy/rtl8812AU_8821AU_linux
のようですが,私の環境では,これをコンパイルしても上手く繋がりませんでしたので,別のリポジトリを使用しました.
https://github.com/gnab/rtl8812au
リポジトリさえ見つければ,後は簡単です.
$ sudo apt-get install git
$ sudo apt-get install linux-headers-generic build-essential
(これらはインストール済みかもしれません)
$ mkdir ~/src
$ cd ~/src
$ git clone https://github.com/gnab/rtl8812au.git
$ cd rtl8812au
$ make
$ sudo make install
$ sudo modprobe 8812au
これで,無線LAN子機のドライバがインストールできました.念の為,再起動し,ifconfigやiwconfigで無線LAN子機が認識されていれば,成功です.その後,内蔵無線LANと同じように,接続の設定を行います.
以上で,有線LANが1つ,無線LANが2つが使えるようになりました.今回は,幸い,有線LANが使える場所を,LIVA Xの設置場所にしたため,有線LANだけを自動起動させ,無線LANは手動起動としました.また,GUIツールで設定したためか,GUIでログインしないと,無線LANは接続できないので,無線LANは保険とgitの勉強用です.
設定ファイル(/etc/network/interfaces)の書き換えで繋がるはずなのですが,上手くいきませんでした.もう少し,勉強が必要ですね.
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