輸送用の段ボールを開けると,紙製ではありますが,高級感がある化粧箱が出てきました.さすが,元は約10万円のノートPCです.
化粧箱を開けると,不織布の袋に包まれた,PORTABOOKが出てきました.
液晶とキーボードを閉じた状態のPORTABOOKを手に取って気づいたのが,2代目のEEE PC(901-X)に,なんとなく似ているということでした.重さ,大きさ,形状のどれも,901-Xに似ている気がしましたし,実際,カタログスペックを比較しても,似ています.
仕様を比較すると,似ているのは,外見だけじゃなくて,中身もなんですね.901-XはCPUが第1世代のAtom N270(1.6GHz, 1コアHyper-Threading, Diamondville)で,ストレージが4GBのSSD+8GBのSSDです.一方,PORTABOOKは第4世代のAtom x7-8700(1.6GHz, 4コア, Cherry Trail)で,ストレージが32GBのeMMCです.液晶サイズは,901-Xが8.9インチワイド(1024x600)で,PORTABOOKが
が設置されています.
これだけ条件が揃うと,似てくるのは,無理もないのかもしれません.
901-X以降のミニノートPCは,液晶が10インチ以上と大型化していますから,色々な意味で,PORTABOOKは901-Xの子孫と言えるのかもしれません.
早速,液晶とキーボードを展開して,初期設定を行いましたが,
このキーボードの構造を考えた人は,本当に変態ですね(誉めています).
小型の筐体に快適な入力環境を用意しようとすると,筐体より大きなキーボードを取り付けるしかありません.そのような事例は,ポメラの中折れ式のキーボードやThinkPad 701Cのバタフライキーボードが該当しますが,PORTABOOKのキーボードは,それらを飛び越えているのではないでしょうか.キーボードを半分に分割して,各々90度回転させるなんて,簡単には思いつかないと思います.
格好は悪いですが,使いやすいので,文句はありません.こういった辺にポメラで培った技術が反映されているのだと思います.
初期設定が終わった後に最初にやったことは,USB無線LAN子機を取り付けて,Anniversary Updateの手動での適用です.Anniversary Updateを適用しないと,Windows 10は真価を発揮できないと思います.これは,通常のWindows Updateよりも先に行いました.Windows Updateをちまちまと適用していくよりも,手っ取り早いを考えたからです.もちろん,ストレージ容量を気にしてのことでもあります.
[設定] -> [更新とセキュリティ] -> [Windows Update]の順に選択し,画面の下にある[詳細情報] をクリックすると,Anniversary Updateのアップデートプログラムをダウンロードするページに行くことができます.
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