まず,Sambaをインストールします.インストールは簡単です.
$ sudo apt-get install samba
少し面倒なのは,設定です.ひと昔前はSWATというGUIツールがあったのですが,これがなくなりました.今は,system-config-sambaというパッケージがGUIツールのようなのですが,私の環境では,エラーが出て動きませんでした.
大した設定ではないので,system-config-sambaはあきらめて,さらに昔にさかのぼって,設定ファイル(etc/samba/smb.conf)を直接編集することにしました.
行頭に # や ; があるものは,コメントアウトされているものなのですが,; がコメントアウトだと気づくのに,時間がかかりました(笑).
自宅内専用なので,簡単な設定にします.まずは,Global Settingsを設定します.workgroupをWindowsと揃えます.それから,最後に,
dos charset = CP932
unix charset = UTF-8
を追記します.
続いて,Share Definitionsを設定します.自分のホームを共有するには,先頭に,以下を追記します.
[homes]
comment = Home Directories
browseable = no
read only = no
valid users = %S
共有ディレクトリを共有するには,一番最後に,以下を追記します.
[share]
comment = Share Directories
path = 共有ディレクトリのパス(私は,/home/samba/shareとしました.ディレクトリのパーミッションは777にします)
read only = no
guest ok = yes
guest only = yes
share modes = yes
最後に,Sambaアカウントを追加します.昔なら,smbpasswdというコマンドを使いましたが,今はpdbeditというコマンドを使います.
$ sudo pdbedit -a -u ユーザ名
ユーザ名には,Samba認証に使いたいLinuxユーザを指定します.このコマンドを打つと,パスワードが聞かれますので,適当に入力します.Windowsのパスワードと一緒にしておくと,楽かもしれません(当然,セキュリティは下がりますが,自宅専用なら大丈夫でしょう).
以上が終わったら,以下のコマンドで,Sambaを再起動します.
$ sudo systemctl restart smbd.service nmbd.service
長いので,面倒だったら,OSごと再起動しても良いかもしれません(笑).
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