2016年11月1日火曜日

Xubuntu on LIVA X(その3,インストール後編)

 さて,自分のホームを見ると,ディレクトリ名が,すべて日本語になっています.このままですと後々,面倒なので,英語に変更します.変更する方法は,端末を起動し,以下のように入力します.
 $ LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update
 すると,「フォルダの言語を変更するか?」といった旨の,英文のダイアログボックスがポップアップしてきます.この時,左下にある,「二度と尋ねない」と書かれたチェックボックスにチェックを入れてて,[Update names]ボタンをクリックすれば,変更完了です.

-----2017/05/13追記
 ディレクトリ名を英語に変更した後,ログインするたびに,blueman-serviceから,”ダウンロードディレクトリが無い”,というポップアップメッセージが出てくるようになります.blueman-serviceはbluetoothに関するサービスなのですが,それが,ダウンロードディレクトリが,~/ダウンロードから~/Downloadsへ変更されたことを認識できていないために,出てくるメッセージです.bluetoothでファイルの転送をしなければ,気にする必要はないのですが,鬱陶しいので,以下のコマンドで,ダウンロードディレクトリを認識させます.
 $ gse‌​ttings set org.blueman.transfer shared-path ~/Downloads
-----

 前回までの設定等で,LIVA XでXubuntuのデスクトップ環境が使えるようになったので,更に,設定を進めていきます.Xubuntuにすると,なぜか,CapsLockがCtrlになっていないので,GUIのツールを使って,CapsLockをCtrlにする設定を行います.設定 -> セッションと起動 の「自動開始アプリケーション」で,以下のコマンドを追加します.
 /usr/bin/setxkbmap -option ctrl:nocaps

2016/11/26追記-----  /etc/profileに追記するコマンドを,
 setxkbmap -option ctrl:nocaps
から,
 /usr/bin/setxkbmap -option ctrl:nocaps
に変更する(フルパスで通す)ことで,上記の作業は不要になりました.
-----

 続いて,CPUやSSDの温度を監視するpsensorをインストールします.
 $ sudo apt-get install psensor
インストール後,ハードウェアセンサーを検出を行います.
 $ sudo sensors-detect
 センサーのスキャンについて,色々と質問されるので,とりあえず,yes(もしくはy)で答えます.センサーのスキャンが終わったら,
 $ psensor
と打ち込み,起動すると,CPUやSSDの温度が表示されているウィンドウが開きます.これも,設定 -> セッションと起動 の「自動開始アプリケーション」に追加しておくと便利だと思います.

 今までは,パッケージをインストールするばかりでしたが,今度は,パケージを削除します.削除するのは,LibreOfficeです.LIVA Xをリモートログインで使う以上,LibreOfficeを使うことはないので,eMMCの空き容量を増やすためにも,以下のコマンドでアンインストールします.
 $ sudo apt-get remove --purge libreoffice*
この後,
 $ sudo-apt-get autoremove
で,ほぼ完全削除できます.

 これから,少しずつ,サーバらしくしていきます.まずは,IPアドレスを固定します昔は,設定ファイル(/etc/network/interfaces)の書き換えで,設定できたのですが,今回は,上手くいかなかったので,GUIで設定しました.設定 -> ネットワーク接続の「編集」で,IPアドレス,ネットマスク,ゲートウェイ,DNSサーバを設定します.
 基本は有線LANを使いますが,念のため,無線LANも設定しておきました.内蔵の無線LANは,OSをインストールしただけで,使えるようになるので,後は,有線LANと同様に,設定 -> ネットワーク接続の「編集」で,接続の設定を行います.

0 件のコメント:

コメントを投稿