メインのデスクトップパソコン(1st PC)は,まだまだ現役な性能なのですが,サブのパソコン(2nd PC)の性能に,少し前から限界を感じていました.そこで一念発起し,これを更新することにしました.諸事情により予算は6万円です.
今までの2nd PCは,ThinkPad R500(2008年製)です.液晶が15.4インチのWSXGA+(1680×1050),GPUがRadeon HD 3470という仕様のため,使い勝手が良いノートパソコンです.主な用途は,写真と音楽の管理ですが,グラフィックの性能がそこそこ良かったため,ゲームやCADなども動かしていました.
2010年に中古ショップで状態がとても良いもの(新品同様)を偶然見つけ,即購入しました.購入当時は十分な性能でしたし,その後,キーボードの交換(US配列),エッセンシャル・ポートリプリケーターの購入,メモリの増設(8GB),CPUの交換(Core 2 Duo T9800),HDDの交換(1TBのハイブリットHDD),OSのアップデート(Windows 8.1)を行い,使い勝手と性能を向上させて,6年間,使い続けてきました.
しかし,いくら手を加えて使い勝手と性能を向上させても限界があり,このノートパソコンを使い続けるのは,段々と苦しくなってきました.
現在市販されているノートパソコンは,旧モデルなどを探せば,6万円の予算でもCore i3クラスのものを購入することは,十分に可能なのですが,問題は最近のノートパソコンのキーボードの感触が好きになれないことです.キーボードはマンマシンインタフェースの要なので,妥協したくありません.ノートパソコンに外付けのキーボードを繋ぐという方法もありますが,それだと色々と使いにくくなります.
ThinkPadなら,使えるキーボードになりますが,カスタマイズモデルの価格が8万を超えるため予算オーバーですし,納期が11月になります.中古のThinkPadを探すとしても,R500の時のように,状態が良いものが直ぐに見つかるとは限りません.
そこで,ノートパソコンをあきらめ,ディスプレイ一体型デスクトップパソコンにして,UPSを使うことを考えました.これなら,キーボードは自分の好きなものが使えますし,普通のデスクトップパソコンよりもコンパクトです.しかし,ディスプレイ一体型デスクトップパソコンは,ノートパソコンと比べて種類がずっと少なく,性能と予算が私の要求に合うものは見つけられませんでした.
ジサカーなのだから自分の要求に合うものを組めば良いのでは,と考え直し,ベアボーンを使った小型パソコンを,VESAマウントで液晶ディスプレイに取り付け,疑似的なディスプレイ一体型デスクトップパソコンにすることにしました.これなら予算と好みに合わせて,自由に構成を考えることができますし,後々,性能不足になってきたら,パーツ単位で交換することもできます.(続く)
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