お盆休みに帰省していた時のことです.
実家の生垣に,スズメが数羽飛んできました.住宅街の民家に植わっている枝ぶりの良い樹って,野鳥がよくやってくるんですよね.カラスや野良猫に襲われる心配が少ないからでしょうか.
生垣の中を移動しながら,新芽か何かを啄ばんでいたのですが,しばらくすると,一部のスズメが他の場所に移動し,残ったスズメのうち,最後まで残っていた1羽の動き緩慢になって行き,最後には止まってしまいました.
こちらを警戒しているのかと思い,しばらく観察を続けていましたが,10分たっても動きがありません.20分たっても,微動だにしません.ここで,時計を見て,ある可能性を思いつきました.時間は14時頃,これは,お昼寝をしているに違いないと.
何時,どのように起きるのか気になり,30分後,40分後と観察していても動きが無く,結局,他の場所に移動していたスズメが生垣に飛んできて,ようやく動き出しました.
確かに,昼過ぎは鳥の鳴き声が聞こえないことがあるので,昼寝でもしているのだろうと,思っていましたが,実際にその現場を見たのは初めてでした.
スズメは,どこにでもいる野鳥で,警戒心も低めなので,観察しやすいですし,行動も面白いので,見ていて楽しいですね.
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