2016年7月13日水曜日

MVNOブランドの現状と今後について(半分は妄想です)

ちょっと,良いタイトルが見つからなかったのですが,
要は,MVNOブランドの現状を自分なりに整理し妄想(笑)しただけです.(つまりチラシの裏)

現在のMVNOブランドは,大きく3つに分かれると思います.
①SIMの販売を中心に,料金と回線速度で攻めるブランド
②SIMと端末のセットをネットで販売し,サービスの質で攻めるブランド
③SIMと端末のセットを店頭でも販売し,トータルサポートで攻めるブランド

MVNOブランドの大半は①です.端末を取り扱いっているブランドもありますが,主は通信サービスの提供です.
②はmineoやIIJなどの,端末を取り扱いつつ,良質な通信サービスや付加サービスを提供しているブランドです.
③は,今のところ,UQ mobile,FREETEL,楽天モバイルがあたると思います.

①と②の線引きは簡単にはできませんが,
販売からアフターサービスまでのことを考えると,店頭販売をしているかどうかは大きいと思います.
そう考えると,今のところ③にあげた3つのブランドが量販店などへの店舗展開に積極的ですので,
①や②に相当するブランドより,頭一つ抜けている状態だと思います.

そのため,売り上げ,ユーザ数,サービスなどを総合的に見ると,
 1.3大キャリア
 2.Y!mobile
 3.上記の③に相当するブランド
 4.上記の②に相当するブランド
 5.上記の①に相当するブランド
という構造になるのではないかと思います.

音声SIMと端末のセットのメリット(つまり利益)を考えると,
①に相当するブランドの中には,②に相当するブランドを目指してくるところがあると思いますが,
一方で,サポートコストが今まで以上にかかりますので,それをどのように対処するかが鍵となります.
店舗展開に必要なリソースやリスクを考えると,
②に相当するブランドが③に相当するブランドになるのは容易ではないと思いますので,
当座は,①から②にかけてが主戦場になるのではないでしょうか.

③に相当するブランド同士の戦いでは,様々な工夫が見られるのではないでしょうか.
その影響は当然,Y!mobileや②に相当するブランドに及ぶと思います.
その一例として,全国にサポート店の展開を始めているmineoが挙げられます.
オンラインサポートだけでなく,パソコンショップ等でのサポートというのは,上手い方法の一つと言えます.
加えて,フリータンクやパケットギフトなどちょっと変わったサービスも提供しています.
その点を考慮すると,mineoは③に近い②といえるかもしれません.


当たらずとも遠からずだと思っているのですが,どうでしょうかね.

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